久々の試合であり、試合前はウイングス1年生のいつものプレーができるかが多少心配であった。
第1試合のあざみ野SCとは、みな積極的にプレーしウイングスのプレースタイルであるだんご状態を支配し、そこからドリブルで抜け出てチャンスを掴むサッカーが出来た。
第2試合の藤沢本町は、総合力で勝っており前半3点をとり、後半も2点を目標で指示したが、疲れが見え始め、ボールへの集中がきれる場面がみられた。
試合間の休憩は、靴を脱がせ遊ばせぬようにし、耐力の回復に心掛ける。
第3試合も総合力でウイングスが勝っていた。相手にボールを取られたら、すぐ戻って守備することを徹底させた。
第4試合の試合前指示としては、決勝戦なので自信を持ってプレーをしようと言うことと、高ヶ坂はバックのポジションを固定し、キック力のある選手を配していたのでドリブルは大きく前に出すのではなく横にかわしていくことと、カウンターに備え佐山をバックにした。
前半は、相手のキック力を恐れ出足が止まってしまい、いつもの積極性がなくなっていたが、ハーフタイムに「相手が大きく蹴る前に突っ込むように」と指示が功をそうし、ウイングスのペースに持ち込め、完勝であった。
【HeadCoarchより】
1年生久々の招待試合で、しかも相手は神奈川県内でも強豪として名を馳せている名門ばかりチームでした。川崎市内ではそこそこの成績を収められていましたが、神奈川レベルでどの程度できるのかを見られれば良いな、という気持ちで臨みました(本音としては多少「天狗」になっている子供達の鼻が折れれば良いかな、位の気持ちでした(笑))
結果は優勝ということになりましたが、何が良かったのかというと、やはりこの大会では守備の意識と技術だと思います。4試合で13得点と、圧倒的な得点力に目がいきがちですが(勿論、それはこの学年の特徴でもあって、非常に良いことなのですが)、失点0ですべての試合を終わらせられたことが特筆すべきことだと思います。これはサッカーの基本中の基本である「1対1で相手に負けない(ボールを持っている時には突破できる、相手がボールを持っている時には奪い取れる)」がきちっとできてきている、という事です。
攻撃は皆で「行け!行け!」モードで出来るのですが、守備はなかなかそう行かないところがあります。自分でやってみると良く解るのですが、カウンターを食らって戻って守備するのは本当に辛いことなのです(^^;。それを皆がちゃんと出来て、1対1の守備局面でしっかり相手からボールを奪い取れたことが「無失点」という結果につながったのだと思います。
この1対1の突破、ボールキープ、ボール奪取は練習メニューの中でもかなりの時間をとってやってきたことですが、それがちゃんと試合の中で出来るようになってきたのは本当に嬉しいことです。また、運動能力の高い一人が攻撃から守備まで一人でやってしまう形ではなく、全員が同じ意識で動けるようになってきました。
まだまだ1年生ですから、「サッカーが楽しい!」「練習がおもしろい!」という意識をしっかり根付かせて、自主的にサッカーに取り組むように意識付けるのがまずはこの年代の目標ではありますが、技術的にはもうちょっと上の練習メニューも少しづつ取り入れながら、頑張って行きたいと思います。
父母の皆様、応援ご苦労さまでした。とにかく「練習をさぼらない」よう、バックアップ宜しくお願いします。
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